「マイ・エレメント」はズートピアと同じ

☆3.2

最初に感じたことは、
ポリコレがきついなぁ。
あと、ズートピアと同じやなぁー。
って感想。
マイ・エレメント2は、ハーフの子供の葛藤(どちらのクラスターにも馴染めない)ってのを想像してる。

【良かった点】
・映像の質はもうこれ以上は上がらないだろうなぁーってレベル
・親の期待を(勝手に)背負っちゃう感じとかは、共感できるかな
・花を観に行くシーンとかは綺麗で良かった、印象に残った!
・お母さんのコメディ感が好きだったなぁ。あの飄々とした感じ好き。お父さんとバランス取れてる
・スムーズで、引っ掛かりのない脚本は流石ディズニー・ピクサーって感じ(それでいいんか?って感じもしなくないが)

【良くなかった点】
・違法インフラよくない!(まぁこれは、どうでもいいけど笑)
・ちょっと色んなところで、民族対立的な雰囲気があって、若干これ大丈夫なのか?って不安になる(移民への感情についてあんまり把握できてないから勝手に不安になってるだけだろうけど。アメリカでこれが大丈夫なら結構踏み込んで作品にしても大丈夫なんだろうなぁと勉強になった)
・炎のエレメントが移民設定なんだけど、ちょっと心情とかが把握しにくかったかもしれない。
・水エレメントの男の子とその家族が、嘘くさいというか、裏がなさ過ぎて、信憑性がなかったかな。
・まぁ正直に言うと、この水エレメント一家はあんまり好きじゃない。問題解決できない状況でも正論を言ってくる感じ好きじゃない。正論で殴ってくんな
・土のエレメントの男の子の意味なかった感じ。
・風エレメントの上司と土エレメントのおじさんが急にくっつき過ぎ(まぁこれはどうでもいいが)
・水エレメントの男の子が、披露パーティーで空気嫁なさ過ぎてビビった。こういう所が好きじゃない
・お父さんも勝手に自分の夢を子供に託してくるのもちょっと無しだなぁー。(最後、理解し合えて良かったけど)

【まとめ】
・だれかの悩みとか葛藤とかを描くのは、感情移入するには非常に重要なんだけど、直接的すぎると、作品として暗い雰囲気になっちゃうよね。
なんか、終始ピリついた感じがこの映画にはあった。
特にディズニー・ピクサー作品は明るい雰囲気として作ってくれるのを期待しているから、ちょいと期待値からは外れちゃったかな。
(勝手に作品の雰囲気を決めるな、求めるなってのは、まぁあるんだけどね。)
・もう少し隠喩というか、明るい雰囲気の中に少しのスパイスとして社会風刺だったりを入れ込んでくれたら、バランスとして良かったなぁという感想

世界観・設定【5】/10:既視感あったので
ストーリーの論理的整合性【7】/10
キャラ論理的・感情的整合性【8】/10
キャラ魅力度【1】/4:正直好きなキャラお母さんくらい
テンポの良さ【3】/4
魅力的、独創的な演出【2】/4
映像美【4】/4
音楽の良さ【2】/4
合計【32】/50

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