つばた英子・つばたしゅういち「ときをためる暮らし」ぶっとびエピソード満載でおもろい。破天荒すぎるwww

☆3.3

おもろい。同じ価値観だなぁと修一さんに同意することも多々。素晴らしい本だと思いました。
・知多半島の半田の何代も続く造り酒屋の娘の超絶エピソード
・原宿に生家がある東大建築学科卒の破天荒エピソード
・ヨットにお金注ぎ込みまくって、質屋に嫁入りした時に持ってきたもの(着物とか宝石)を質屋に入れるエピソード
とか破天荒すぎるエピソードがたくさんあって面白かった(笑)

目次にインラインで感想を書いていく。

感想

目 次
■プロローグ
だんだん美しくなる人生 修一
先の先のことを考えて、前向きに生きていく 英子

■土を耕やす
→この章は正直面白くなかった。別に家庭菜園(ここまでくると自家農園レベルかも、著者はガーデンキッチンってよんでいる)に興味があるわけではないため、正直きちんと読んでいない。
修一流、楽しく農作業をするための工夫 修一
自家株種も 英子
幼い頃から菜園が大好きだった 英子
野菜づくりの始まり 英子
広島の田舎で、初めての米づくり 英子
「もう少し食べたい」くらいがちょうどいい 英子
不作のときこそ、ありがたみを感じる 英子
ゆべし 英子
畑づくりこと始め 英子
身近なものを役立てる 英子
とにかく「見守る」 英子
ハブ茶 ―――つくって飲んで二〇年に 修一
大麦を育てて麦茶づくり 英子
ヨーロッパのキッチンガーデンとの出会い 修一
最後は土に戻す 修一
コロッケ 英子
じゃがいもでつくったパン 英子
竹やぶの副産物 修一
無農薬で育てるための工夫 英子
自然や虫と共存していく 修一

■シンプル・イズ・ベスト
心地よい丸太小屋 修一
→修一さんって東大建築学科出身なんだとここで知る。しかもアントニン・レーモンドに師事してたらしいと聞いて、あぁなるほどなと腹落ちした。いつかはわからんが800万円で建てた家は素朴で、手入れが行き届いていて、いい空間だなぁと思った。ただ冬は寒そう(笑)
節目、節目の手間が楽しい 英子
ほんものを見る 英子
→うちの母親にも「一流のものを見なさい」と言われたなぁ。新宿伊勢丹とかに高校生とかの時に買えるわけもないのに革靴コーナーとか行ったりしてた。完全なる冷やかしだったからちょっと後ろめたい気持ちもあったりしたのだけど、いい経験だったのかもしれないね。あと今でも格付けチェックみたいに一流のものと普段使いレベルのものを食べ比べしてみたり定期的にしている。質素(貧乏という意味では決してない)で豊かな生活をしている英子さんが同じようなことを言っているから、僕の行動も意味があるのかもしれないな。
ときをためる 英子
旬の餅つき 修一
手間ひまかけて暮らしを楽しむ 修一
自分の家は、自分で維持する 修一
→僕も同じ気持ち。自分のことは自分でやれるようにしたい気持ちがすごく強い。まぁだからゼネコンっていう大規模な建物をつくる会社をやめたって感じなんだけどね(笑)ゼネコンで自分でものづくりしている感覚があまり得られなかった。手配師をしてる感覚だったり、自分の意志とは関係ないところで物事が進んでいく感覚だったんだよなぁ(これは僕の実力不足でもある。やれてる人は人を使いなら自分でものづくりしている感覚になれるんだと思う。ここまでたどり着きたかったけど、僕には無理だった…)
屋根に上って 修一
住むべきところを考える 修一
「生きる力」を一人一人が備えて 修一
マウンテンバイクで坂道も軽やかに 修一
→僕も自転車が好き。メンテナンスも自分でできるし、自分が動かしているって気持ちが大きいのだと思う。車だとそういう感覚にはなれなそう(youtubeとかで車を改造・メンテしまくってる人たちみると自分の体の一部になってるんだろうなと思って羨ましい。そうなりたい)

■すべての暮らしは台所から
サラリーマンのお嫁さんになって 英子
→知多半島にある何代も続く造り酒屋の娘っていうのを聞いて英子さん、名家の生まれなんだとびっくり。出てくるエピソードが強いw「人さまのことを常に気にかけて」って育てられていたりと育ちの良さが出てて面白い。
空気みたいな人 修一
→ちなみに修一さんも原宿に実家があったりと、育ちよさそうなのがおもろいw
食べ物は信頼できるお店から 英子
→買い物は信頼がおけるといって、、紀ノ国屋スーパーや、各地のお店で買い物してたりと名家育ちなのが出てるなぁと思った。まぁ昔の話だから、そこらへんの商店だと本当に粗悪な品物が出回っていた可能性もあるよなぁと思いを馳せた。今はメーカー品はどこで買っても同じ品質だし、野菜や魚・肉だって市場から仕入れられるものはある一定の基準は超えてるので、ある程度はどこで買っても問題ない。いい時代になったなぁと思う。
知多半島で獲れる地の魚 英子
おもてなし大好き 英子
→名家ってのは宴会(というなの接待・交流会なのかもしれないけど)やっぱり多いんだなぁと思うし、それもまたなんていうか、いいよなぁ。大袈裟に言うと西洋貴族のパーティみたいなね。
ラザニヤの思い出 英子
味覚の記憶 英子
贈り物の原体験は、粕漬け 英子
身軽でいたいから 英子
嫁ぐときに持たせたい 英子
→「大量につくられる安価なものばかりを着ていたら、世に残るものも、つまらないものになってしまうんじゃないかしらと思うの」考えされるなぁ。そうだよなぁと思いつつ、安価なものって別に品質が悪いわけでもないんだよなぁとも思う。デザインが悪いわけでもないんだよなぁと思う。本当に良いものって何なんだろうなぁって考える必要があるかもしれない。
台所が家の中心 英子
土鍋がいちばん安心
蕗の佃煮 英子
昆布の佃煮 英子
女はいくつになっても、可愛くないといけない 英子
梅干しを漬ける 英子
梅の醤油漬け 英子
梅酒&梅のはちみつ漬け 英子
らっきょう 英子
自然に逆らう暮らしはしたくない 英子
一日二時間ずつ 英子
朝は一杯の野菜ジュースから 英子
八四歳からサプリメントを飲みだした 修一
切り干し大根づくり 英子
一〇〇回ベーコン 修一
おいしいお菓子をつくるために 英子
四台の冷凍庫と、一台の冷蔵庫 英子
英子流 野菜の冷凍活用術 英子

■大切なこと
自分に具わった感覚で、物事を判断する 英子
→大事だと思う。自分で感じたことって非常に大事で、大切にしていきたい。ただ、時に自分の感覚と反する事象ってのは起こるから、ちゃんとデータとか実験結果とか大事にしていきたい。英子さんの戦争のときの空襲のときの話とかまぁ眉唾な感じがして、怪しいよな(笑)
自分にとって、何が大事か 修一
お金が底をついたら頭を切り替えて 英子
→質屋に嫁いだ時に持ってきた着物や宝石を質入するエピソードとか、なんかいいエピソードだなぁと思う。まぁお金無くなってもなんとかなるって思える心持ちが重要なんだろうなぁと思う。強い人だな英子さんは。
男の人には、おもちゃが必要 英子
→「「男は一流のものを着せて、一流のものを食べさせれば、品格出る」というのが半田の実家、榊原家の教えでした」すごい教えだなぁ。たぶん本当だと思う。で、本当にそんな教え通りに、年収以上するヨットを反対もせずに買ったりと、おもしろい人だなぁと思う。
言葉で伝わることを信じない――ヨットのこと 修一
帰るのを楽しみに出かけて行ったヨット 英子
→夏のボーナスが全部ヨット関連で消えたり、冬のボーナスが全部ヨットのドック代に消えたりと破天荒すぎる(笑)まぁそれで人生が豊かになるのであれば、全然いいよなぁ。
車よりヨットを選んだ 修一
→「「年収を上回るヨットを何度も買ってもらい、ご迷惑をおかけしたね」と言いましたら、「ご迷惑も、なにも。10年同じことをやって、それで楽しい思い出が娘たちにも伝わったからよかったわね」と。こんな言葉を返されて、僕はほっとしましたよ。」英子さんすごすぎるwwwこんなことよう言えないわ!!!!本当に楽しかったんだろうなぁと思います。
気にいったものはとことんまで 修一
姑が大好きだったフェイジョアの実 英子
「男の身勝手」を通した親父のこと 修一
そうじの手ほどきは父から 英子
二人三脚で、だけど口出しはしない 英子
→「いまだに修一さんが何を考えているのか、わからない。いまもあっと驚くようなことをするし。でも、能力がある人だと思うから、何も口出しはしません。たとえ、ここまで出かかっていてもね。」ちゃんとお互いにリスペクトし合っていて素晴らしいなぁと思います。相手を信頼していなかったらここまでできない。
夫婦の間に隙間をつくる 修一
→夫婦でのコミュニケーションの取り方は色々工夫する必要があるよねぇ。修一さん・英子さんも沢山工夫していた。ちゃんとお互いに歩み寄ったり、意見を出し合ったり、建設的な話ができると良い関係が作れると思う。
記録は宝物であり、財産である 修一
→本当にそう思う。記録は宝物。このブログだって宝物だと思って書いてる。
自分流に生きてきた 英子

■あとがき
英子
修一

テーマの新規性【14】/20(こんなにおもしろい生き方をしている人がいるのかと驚いたと同時に、その根底には僕と同じ価値観があったりと普遍的)
論理的整合性、根拠の正当性【12】/20(まぁ論理建てて作られた本ではないから、ここでどうこう言う必要はないが、この人たちの生き方は一本筋が通ってないと普通はできない生き方。)
文章の読みやすさ【4】/5(丁寧な編集が行われていて、すごく読みやすい文章になっていた。編集者の力量感じる。)
図・表・写真のわかりやすさ・美しさ【3】/5(写真は少ないけど、どれも良い写真。生活がわかるような写真になってる。まぁでも少ないよなぁ。ブログとかだともっと載せられるもんなぁ。)
合計【33】/50

目次の原本もおいておきます


目 次
■プロローグ
だんだん美しくなる人生 修一
先の先のことを考えて、前向きに生きていく 英子

■土を耕やす
修一流、楽しく農作業をするための工夫 修一
自家株種も 英子
幼い頃から菜園が大好きだった 英子
野菜づくりの始まり 英子
広島の田舎で、初めての米づくり 英子
「もう少し食べたい」くらいがちょうどいい 英子
不作のときこそ、ありがたみを感じる 英子
ゆべし 英子
畑づくりこと始め 英子
身近なものを役立てる 英子
とにかく「見守る」 英子
ハブ茶 ―――つくって飲んで二〇年に 修一
大麦を育てて麦茶づくり 英子
ヨーロッパのキッチンガーデンとの出会い 修一
最後は土に戻す 修一
コロッケ 英子
じゃがいもでつくったパン 英子
竹やぶの副産物 修一
無農薬で育てるための工夫 英子
自然や虫と共存していく 修一

■シンプル・イズ・ベスト
心地よい丸太小屋 修一
節目、節目の手間が楽しい 英子
ほんものを見る 英子
ときをためる 英子
旬の餅つき 修一
手間ひまかけて暮らしを楽しむ 修一
自分の家は、自分で維持する 修一
屋根に上って 修一
住むべきところを考える 修一
「生きる力」を一人一人が備えて 修一
マウンテンバイクで坂道も軽やかに 修一

■すべての暮らしは台所から
サラリーマンのお嫁さんになって 英子
空気みたいな人 修一
食べ物は信頼できるお店から 英子
知多半島で獲れる地の魚 英子
おもてなし大好き 英子
ラザニヤの思い出 英子
味覚の記憶 英子
贈り物の原体験は、粕漬け 英子
身軽でいたいから 英子
嫁ぐときに持たせたい 英子
台所が家の中心 英子
土鍋がいちばん安心
蕗の佃煮 英子
昆布の佃煮 英子
女はいくつになっても、可愛くないといけない 英子
梅干しを漬ける 英子
梅の醤油漬け 英子
梅酒&梅のはちみつ漬け 英子
らっきょう 英子
自然に逆らう暮らしはしたくない 英子
一日二時間ずつ 英子
朝は一杯の野菜ジュースから 英子

八四歳からサプリメントを飲みだした 修一
切り干し大根づくり 英子
一〇〇回ベーコン 修一
おいしいお菓子をつくるために 英子
四台の冷凍庫と、一台の冷蔵庫 英子
英子流 野菜の冷凍活用術 英子

■大切なこと
自分に具わった感覚で、物事を判断する 英子
自分にとって、何が大事か 修一
お金が底をついたら頭を切り替えて 英子
男の人には、おもちゃが必要 英子
言葉で伝わることを信じない――ヨットのこと 修一
帰るのを楽しみに出かけて行ったヨット 英子
車よりヨットを選んだ 修一

気にいったものはとことんまで 修一
姑が大好きだったフェイジョアの実 英子
「男の身勝手」を通した親父のこと 修一
そうじの手ほどきは父から 英子
二人三脚で、だけど口出しはしない 英子
夫婦の間に隙間をつくる 修一
記録は宝物であり、財産である 修一
自分流に生きてきた 英子

■あとがき
英子
修一

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