はせがわ わか「1人でできる子になるテキトー子育て」結構いい本。研究成果を独自に解釈してる所もちょっとだけあるが、概ね納得できる内容

☆3.4

いい本だった。
著者が「ハッピーエデュ代表 はせがわ わか」 って時点で地雷本だろ!って思い込んでたけど、思いのほかちゃんとしてた。やっぱちゃんと参考文献が明示されている本ってことで安心感がある。
育児本って本当にトンデモ本が多いから…。
まぁでもこの本も、多少は研究成果を独自解釈してる所もあったりして、全部が全部信頼できるって感じでも無いが、概ね納得できる内容になってた。

1人でできる子になるテキトー子育て 世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!

テーマの新規性【15】/20(参考文献をしっかり載せてる育児本ってまじで少ないのよ)
論理的整合性、根拠の正当性【13】/20(多少、独自解釈がある気がする)
文章の読みやすさ【4】/5(読みやすいっすね)
図・表・写真のわかりやすさ・美しさ【2】/5(図はほぼない。でも本文デザインは結構好き)
合計【34】/50

感想と概要を目次にインラインで記載していく

感想と概要

はじめに
→「その子育て、自己満足が目的なのでは!?」これはまじで本当に思う。で、自分の思い通りにならないからイライラするっていう。まぁ自己満足も大事だが、優先度は低い。
子どものため(〇〇のためでも同じ。あなたのためにとかね)って言いながら、自分のためにやってることが多い。そういう時はちゃんと自分のためにこうして欲しいと言ったほうが伝わるし、相手も動いてくれると思う。

■第1章コミュニケーション
・Section1 しつけ・手伝い
1.ヤル気を出させようとしない
― 「ヤル気を出して」と言うのではなく「ひたすら待つ」のが正解
→科学的根拠の部分:ヤル気がある人のほうが脳が活発に動く。
当たり前のことだけど、科学的にわかってるのって良いよなぁ。で、著者はヤル気が出るまで待つのが正解、そして親視点でヤル気が無さそうな事に対しても「楽しかったね」っていうだけにするのが良いらしい。言わんとしてることはわかる。
が、ヤル気を出させる為に、他者が働きかけるのも結構重要だとは思う。そこは抜け落ちて気がするね。(大谷翔平がヤル気だせたのは、全部自分のおかげ?違うよね)
まぁ、あれか未就学児に対するって前提だから、色んなものに興味とかヤル気がドンドン出てくるっていう前提っぽいな。

2.動きが遅い子どもをせかさない
―動きが遅い子ほど主体的に動いている
→科学的根拠の部分:ここでは参考文献はなかった。
動きが止まってる時は、考えてる時間。だから考えてる時間を奪ってはいけないってことらしい。

3.我慢できない子どもに「我慢しなさい」と言っても無駄
―注意をするのではなく、微笑みかけてみよう
→科学的根拠の部分:「自我消耗」っていう事象がある。これはエネルギーが無い時はセルフコントロールが効きづらくなることらしい。
これは思い当たる節がめちゃくちゃある。仕事で疲弊しまくってる時は怒りっぽくなってた。建設現場にいた時怒りまくってたもんなぁ。
これは子どもにも同じ事が言えて、我慢しなさいって言っても無駄で、消耗してる原因の方を取り除く方がいい。(お腹へってたら飴玉あげるとかね。)

4.おやつをおあずけにしない
食事前のおやつの我慢と引き換えに、食後のおやつを奮発する
→科学的根拠の部分:
①「マシュマロテスト」で目の前の1個のマシュマロを我慢して後で2個もらえることを選択をした人はやり抜く力が大きいらしい。
②子どもの前頭前野は3~7歳にかけて急速に成長する。そして、イヤイヤ期が終わって欲求をコントロールできるようになるらしい。
③我慢する力は筋肉のようなもので、使えば疲労するが、鍛えることもできるらしい。
なので、子どもには小さな我慢をさせて、後でご褒美をあげるような、仕掛けをするのが良いかもってことらしい。つまりおやつは交渉して、今食うか、後で豪華なおやつをあげるか考えさせるのが良い

5.「挨拶しなさい」と言わない
―親が子どもの友だちに挨拶するところから始めよう
→科学的根拠の部分:白いカードをみて「黒」、黒いカードをみて「白」と言わすテストは3.5~7歳くらいにならないと正答率があがらないらしい。
著者いわく、つまり子どもは習慣に囚われるってことらしい。なので、挨拶を習慣化させるのがいいらしい。ん?でもそれだと挨拶しなさいって言うことと同じじゃね?いや、あれか、挨拶するのが普通だって思わせるのがいいのか。よくわからんな。

6.1歳半まではしつけをしない
―1歳半にならないと、やってはいけないことが理解できるようにならない
→科学的根拠の部分:
①「守るべきこと」は3つに分類でき、「道徳」「決まり」「個人的な決め事」がある。それぞれ別々に発達するらしい。ちなみにそれぞれの定義はこんな感じらしい。
道徳:文化や社会に関わらない人として守らなきゃいけないこと
決まり:特定の社会がうまくまわるように決められたこと
個人的な決め事:影響が自分にだけ及ぶこと
②未就学児でも「道徳」と「決まり」の違いはわかるらしい。
③1歳半の子どもは「決まり」が理解できないらしい。
なので、しつけじゃなくて、過ちができない環境にすることが重要。

7.結果だけを見て叱らない
―子どもの行動の理由を知れば、叱らなくて済む場合も多い
→科学的根拠の部分:こどもが「決まり」を守るようになるには③段階ある
第一段階(1歳半まで):守らなきゃいけないと思っていない段階
第二段階(1歳半~およそ6歳):守れて言われているから守る段階
第三段階(およそ7歳~):「決まり」の理由を考えることができる段階
なので、1歳半ぐらいからは、一応練習として、理由をちゃんと聞いて、怒る時と怒らない時に一貫性をもたせることが重要。

8.「他人の気持ちになって考えてみてよ」と言わない
―幼児期の子どもにとって、他人の立場になって考えることは難しい
→科学的根拠の部分:
①幼児期(およそ6歳まで)の子どもは他人の立場になって考えることはまだ難しい
なので、他者視点で言うのではなくて、自分視点で伝えた方が、伝わりやすい。
例えば、
「他のお客さんに迷惑だと思わないの?だから騒ぐな」ではなく、
「なおがご飯食べてる時に騒がれると嫌でしょ?だから騒ぐな」のほうが良い。
9.ごっこ遊びをどんどんさせる
―「きまり」を守れるようになるためには、ごっこ遊びはうってつけ
→科学的根拠の部分:
①ルールを守る力、他人の視点に立つ力、他人の気持ちを理解する力とごっこ遊びのレベルの関係にhついては沢山の研究があるらしい。(相関があるかは書いてなかった)
なので、ごっこ遊びは沢山したらいいらしい。

10.「何回言ったら分かるの?」は禁句
―日頃から「オッケー、大丈夫!」と言ってあげるほうがいい
→科学的根拠の部分:
①子どもは親は絶対に正しいと思っていて、どんなに理不尽でも子どもは全部自分が悪いと感じる。そして「正しい行動がわからない」と自分の行動に自信がなくなり、「自己否定感」が強くなる、らしい。
なので、オッケーって言って自己肯定感あげて上げるのが良い。てか、子どもなんて出来ないのが当たり前なんだから、「何回言ったら分かるの?」ってのは酷い話だよなぁ。僕だって10回くらい哺乳瓶を洗い忘れて放置して指摘されまくってるけど、なかなか治んないもんなぁ。

11.「~しちゃダメ」と言わない
―否定語で言うと、子どもには正確に伝わらない
→科学的根拠の部分:
①4歳時で実験を行った結果、肯定語の文章は17/18人が正解したが、否定語の文章は11/18人しか正解出来なかったらしい。否定語は子どもにとって理解が難しいらしい。
なので、肯定語で話すのが重要。

12.うぬぼれていても、放っておく
―自己肯定感を高めても、勘違い人間にはならない
→科学的根拠の部分:
①子どもはメタ認知能力が低いから、色んなことに挑戦出来て、失敗してもまた挑戦できるらしい。
②幼少期に自己肯定感を高めたところで、ナルシストにはならないらしい。
③ナルシスズム傾向がある人は、自己肯定感が高くないから、自分を誇大化することで愛情を得ようとしているらしい。
なので、自己肯定感が高いことは悪いことじゃなくて、むしろいいことだから、褒めまくって自己肯定感を高めた方がよい。

13.お手伝いが遊びになっても気にしない
―本当に助かるかどうかは二の次。他人を助ける喜びを感じさせるのが一番大事
→科学的根拠の部分:
①人は他人を助けることに幸せを感じるようにできてるらしい。
なので、とりあえずまじで助けてもらうって感じじゃなくて、教育のために手伝ってもらうのが良い。
お手伝いをしてもらう時は、本当に助けてもらう必要なんてなくて、教育として、お手伝いをしたら褒められるってのを擦り込むのが良い。(もちろん、やり方は教えてあげるけど、ダメ出しはしない)
14.お手伝いしてもご褒美をあげない
―ご褒美をもらうと、次からお手伝いをしなくなってしまう
→科学的根拠の部分:
①お手伝いにご褒美をあげたら、幸せの理由が、内的報酬が外的報酬にすり替わっちゃって、お手伝いに幸せが感じられなくなり、その結果お手伝いしなくなる(アンダーマイニング効果)
なので、ご褒美はあげない。そしてお手伝いしたら褒めまくるのが良い。

・Section2 優しくて思考力の高い子に育てるために
15.「優しい子になって」と言わない
―まずは親が率先して、困った人を助ける
→科学的根拠の部分:
人にはミラーニューロンってのがあって、人の行動をみて、あたかも自分が行動したように脳が働くらしい。
なので、子どもになんかやってもらいたいことがあったら、親が率先してやるのが一番良い。

16.指差しに楽しんで付き合う
―子どもの他人に共感する力が養われていく
→科学的根拠の部分:
①ドアに指が挟まって痛いっていう映像を観ると、観てる側の脳も動作と感情をつなぐ脳の部位が反応するらしい。そして共感力を身につけるらしい。
で、幼児は自分とか他人とかの認識があんまり無いから、相手の気持ちになってとかは言葉で言っても全然伝わらないかつ、全然共感しないんだけど、1歳位になると「指差し」では共感行動するらしい。
なので、一緒に指差しに付き合って楽しんで、親からも指差ししたりして楽しむのが良いらしい。(ちょっと眉唾感があるが…)

17.3歳までの人助けは下手でいい
―まずは人助けしようとしている子どもに、親が共感する
→科学的根拠の部分:
①自分という存在を認知する(鏡の中の自分に気づく)のは、1歳で28%、2歳で68%らしい。
なんかこの節は歯切れ悪いな。ちょっと独自解釈が強い感じがするな。
3歳くらいまでの子どもは、自分が損してまで相手を助けるとかは基本できないらしい(根拠は書いてないが)。

18.友だちをえこひいきしても気にしない
―優しくされたり意地悪したりしながら、子どもは勝手に成長していく
→科学的根拠の部分:
①2,3歳になるとえこひいきをするようになる。
なので、まぁこれは成長と思ってほっておく。自分が意地悪して、他の子どもから冷たくされる経験もまた子どもの成長と思うと良い。
19.子どもをたくさん抱きしめるだけでもいい
―一人を寛容にする作用のあるオキシトシンが分泌される
→科学的根拠の部分:
①親子が触れ合っていると子どもの脳内にオキトシンが沢山分泌されるらしい。
②オキトシンを鼻から吸引した人は、他人に寛大になれるらしい。
なので、沢山遊んだり触れ合ったりしてると、子どもが寛大になれる。
20.仲のいい友だちとばかり遊んでも気にしない
―仲のいい友だちとたくさん遊ぶうちに、共感する脳の回路が強化されていく
→科学的根拠の部分:
①内的報酬を高めるには<受容感><自己有能感><自己決定感>が重要。
なので、受容感を高めるには仲いい友達と遊ぶのが良い。

21.叱るよりもまずは、困った相手の様子を伝える
―子どもが反省して心から謝れるようになる
→科学的根拠の部分:
①優しい行動ではなく優しい心を褒められた人が、人を助けられる人になるらしい。

→心を褒めると<自己有能感>が育つっぽい。
②優しくない行動をした時に相手の状態を悲しく表現して「あなたが泣かせちゃったんだよ…。噛み付いちゃだめだよ…」と共感を促す方が、「噛み付いちゃダメ!」と叱る口調より子どもが反省して自分からごめんなさいが言えるらしい。

22.強制ではなく、選ばせるほうがいい
―親がしてほしい行動を、子どもは喜んでしてくれるようになる
→科学的根拠の部分:
①選択させるのと強制させるのとじゃ、選択させた方が脳が感じるご褒美感覚が大きいらしい。
なので、子どもにも選択肢を与えて、選ばせて上げたほうがいいらしい。
あと、沢山を分けてあげるか、半分を分けてあげるのか、等不自由な選択をさせるのもおすすめらしい笑

23 「どっちでも一緒でしょ!」とは言わない
―「どっちも同じじゃない!」というこだわりを経て、幼児は抽象的思考力を身につけていく
3歳~小学校入学ぐらいまでに抽象的思考力が育って、どれでも一緒って思える抽象的思考力が身につく。それまでは、付き合って楽しんであげるほうがよい。
24 たくさん見つめ合い、たくさん一緒に遊ぶだけでもいい
―子どもと同じ目線で遊ぶことで、子どもの抽象的思考力は鍛えられていく
1歳ころから「持続性注意力」
2歳ころから「選択的注意力」
3歳ころから「抽象的思考力」が育つらしい。
持続的注意力は、じっと目を見つめ合うことで育つ。親が一緒に遊ぶ時間が長いほど子どもの注意時間が長くなるらしい。

25.無理に部屋の片付けをさせなくてもいい
―親が率先してきれいにしていれば、やがて子どもは自分で片付けるようになる
声掛けはしながら、サッとやっちゃう。
26.子どもの間違いを訂正しない
―間違いを経ることで、自分で少しずつ上書き修正するから大丈夫
口出しせずに、間違ってても放っておく。
27.「なんでなんで?」と聞かれても、「そういうもの」と答えても構わない
―イライラしながら面倒そうに答えるより、はるかによい
28.「なぜ?」に事実で答えようと頑張らない
―説明を聞いても理解できない話は、子どもにとってはむしろ有害になることも
難しく説明するとわかんないから、分類できるように色んな仲間を提案してあげると良い。それにしても有害って言葉はちょっと強すぎだね、別に有害ではないと思う。

・Section3 親がしたい振る舞い
29.親が自分をかわいがる
―子どもに注意を向けすぎてしまうのも辛いもの。
頑張る親である自分にもご褒美をあげて、注意の向けすぎを抑えよう
自己満足とか世間体の為に子育てすると、周りと比較しちゃってテンション下がるから、まぁあるがままでいいってことにするといいっぽい。まぁそうだよなぁと思う。
30.子育て中にイライラしてもされても、ごく普通のことなので気にしない
―イライラしやすいのは、科学的に全て説明がつく
寝れないし、ホルモンバランス崩れるし、イライラしやすい環境が揃ってるから、イライラするのが普通。
31.SNSなどで他人のリア充を見て、自己嫌悪に陥らなくてもいい
―たった1回の大成功だけ発表 (アップ)していることが多いから
32.子どもとくすぐりっこをする
―笑うことで、イライラを解除する副交感神経が活性化される
33.1日1分、ボーッとする
―脳内をリフレッシュする最も簡単な方法

■第2章 生活習慣
・Section1 睡眠
34早寝早起きにこだわらない
―それよりもはるかに大事なのは、決まった時間に起きること
体内時計は2歳までに出来上がって、7歳以降に修正するのは難しいらしい(ホントかよ??これの参考文献出せよ!!!)
35.子どもが夜中に起きても一生懸命に付き合わず、さっさと寝かす
―夜中に親が頑張るほど、子どもは正しい睡眠ができなくなる
36.親も家事より、まずはたっぷり睡眠
―家事が完璧かどうかよりも、ストレスや病気を遠ざける睡眠のほうがはるかに大事
37.発表会など本番の前の日はたっぷり眠らせる
―しっかり寝ることで、より正確に動けるようになる

・Section2 食事
38.好き嫌いがあっても気にしない
―「楽しみながら」 「親も同じものを一緒に食べる」
「食事の準備に参加してもらう」などで、食べられるようになることも
食べない原因は、①自分の体に毒かどうか、②快/不快かどうか。
苦い・酸っぱいは毒と認識してるし、慣れない食べものを食べるのは不快。
親が一緒に食べてたら毒じゃないと認識ができるから、同じものを一緒に食べるのが良い。嫌だったら別に無理して食べさせる必要はない。

39.食事は30分でおしまい
―30分後は、どうせ食欲がなくて食べたがらないから
→科学的根拠の部分:
プレッシャーをかけたら、むしろ食べない事が実験されているらしい。
40.むら食いを気にしない
―1日に食べる総量は、結局変わらないから安心しよう
好きなもの以外食べようとする能力(抑制能力)は4歳ぐらいにならないと発達しないから、色んなものを食べさせようとしても無理。
1回の食事量がバラついても6日間で結局同じ量食べてるってことが実験で示されているらしい。

44.ながら食べをさせない簡単な方法
―テレビをラジオに変えるだけでもだいぶ変わる
45.お箸を使うのを急がせない
―「手づかみ食べ→スプーンやフォーク→お箸」と進むのが正解

・Section3 テレビ、動画
43.適度なテレビやスマホ動画で、子どもも親も息抜き
―テレビやスマホの動画は、一切観せてはダメではない
18ヶ月までは、学習コンテンツは効果なし。
18ヶ月以降は、大人が一緒に楽しめば、学習効果あり。
2016年以降のAAP(アメリカ小児科学会)のテレビに関する指針
・1歳半未満では、ビデオチャット以外の電子機器の使用は控えましょう。
・1歳半~2歳の子どもに見せるなら、良質なものを親が選んで一緒に観ましょう。
・2歳~5歳でも最大、1日1時間。親も内容を把握しましょう。
・食事の時、ドライブの時、寝る直前などは電子機器の使用を控えましょう。
・子どもが自分のスマホを持つようになる前に、親が使い方のお手本を見せましょう。

44.頭をよくしそうな遊びに興味を持たなくても、気にしない
―親が楽しそうに遊んでいれば、子どものほうから近寄ってくる
45 ジコチューでも気にしない
―子ども同士でもみあうことで、子どもは大きく成長する
子どもが友達のおもちゃを奪った時の対応方法の例
・子どもが1歳半未満の場合はためらわずに間に入る
・3歳くらいまでは、共感しながら、他の遊びに誘導
・4歳くらいになったら、口出しせずに見守る、周りの親には根回ししといて「うちの子がすみません」と言っておく。これはうまいな!周りの親への根回し重要!

46.遊んでばかりの幼稚園/保育園でも気にしない
―自由に外遊びさせる園ほど、頭も運動神経も発達する
持久力がある子どもは脳の発達もいいらしい。勉強とかはさせなくてもOK。
47.ひっこみ思案でも心配しない
—違う年齢の子どもと遊ぶ機会を作ればいいだけ

■4章 学習
・Section 1 知育全般
48.幼児教室には行かなくていい
―子どもが自宅学習する習慣は、親が必ずかかわらないといけないから

・Section2 国語
49.子どものそばで自分が好きな本を読むだけでも、立派な教育になる
―親が本を楽しむ姿を見せれば、子どもも本好きになってしまう
50.文字を無理に書かせなくていい
―文字の知識を増やすには、読むことだけをまずは考えれば十分
51.赤ちゃん言葉で話しかけるだけでもいい
―音韻意識を育てるのに、赤ちゃん言葉が大きく役立つ
52.子どもの返事は5秒待つ
―リラックスしたテンポで会話を楽しむのが、子どもの語彙力アップに最適
53.子どもの知育に迷ったら、絵本を読んでおけば間違いない 20
―絵本によって子どもの知能も、親の子育て力もアップする
54.小学校に入るまでは作文を書かせない 2
―絵を楽しんで描かせることから先に始めたほうがいい

・Section3 算数
55.お風呂で数を数えさせない 7
―親が数を数えてあげるほうが、算数力アップにはよっぽどいい
56.数字はまずは、大雑把に感じるくらいでいい
―大雑把に感じる力が強い子ほど、算数や数学の成績がよかった
57.ドリルでのミスを正さない
―ドリルも楽しく取り組んでナンボ

おわりに
「泣いている子どもに話しかけるのは、失礼だよ」
なるほどなぁー。子どもが考えてたりしているのに、横から色々言われるのまじでだるいもんなぁ。子どもも一緒よなぁ。
ちなみに僕はお酒を飲んでる時に、「お前もう結構顔赤いから飲むのやめとけよ」って言われるのが大嫌いでしたね。自分の飲む量は自分で決めるわ!って思ってました。同じだね。

参考文献

目次のみも置いておきます

はじめに

■第1章コミュニケーション
・Section1 しつけ・手伝い
1.ヤル気を出させようとしない
― 「ヤル気を出して」と言うのではなく「ひたすら待つ」のが正解
2.動きが遅い子どもをせかさない
―動きが遅い子ほど主体的に動いている
動きが止まってる時は、考えてる時間。だから考えてる時間を奪ってはいけないってことらしい。
3.我慢できない子どもに「我慢しなさい」と言っても無駄
―注意をするのではなく、微笑みかけてみよう
4.おやつをおあずけにしない
食事前のおやつの我慢と引き換えに、食後のおやつを奮発する
5.「挨拶しなさい」と言わない
―親が子どもの友だちに挨拶するところから始めよう
6.1歳半まではしつけをしない
―1歳半にならないと、やってはいけないことが理解できるようにならない
7.結果だけを見て叱らない
―子どもの行動の理由を知れば、叱らなくて済む場合も多い
8.「他人の気持ちになって考えてみてよ」と言わない
―幼児期の子どもにとって、他人の立場になって考えることは難しい
9.ごっこ遊びをどんどんさせる
「きまり」を守れるようになるためには、ごっこ遊びはうってつけ
10.「何回言ったら分かるの?」は禁句
―日頃から「オッケー、大丈夫!」と言ってあげるほうがいい
11.「~しちゃダメ」と言わない
―否定語で言うと、子どもには正確に伝わらない
12.うぬぼれていても、放っておく
―自己肯定感を高めても、勘違い人間にはならない
13.お手伝いが遊びになっても気にしない
―本当に助かるかどうかは二の次。他人を助ける喜びを感じさせるのが一番大事
14.お手伝いしてもご褒美をあげない
―ご褒美をもらうと、次からお手伝いをしなくなってしまう

・Section2 優しくて思考力の高い子に育てるために
15.「優しい子になって」と言わない
―まずは親が率先して、困った人を助ける
16.指差しに楽しんで付き合う
―子どもの他人に共感する力が養われていく
17.3歳までの人助けは下手でいい
―まずは人助けしようとしている子どもに、親が共感する
18.友だちをえこひいきしても気にしない 1
―優しくされたり意地悪したりしながら、子どもは勝手に成長していく
19.子どもをたくさん抱きしめるだけでもいい
―一人を寛容にする作用のあるオキシトシンが分泌される
20.仲のいい友だちとばかり遊んでも気にしない
―仲のいい友だちとたくさん遊ぶうちに、共感する脳の回路が強化されていく
21.叱るよりもまずは、困った相手の様子を伝える
―子どもが反省して心から謝れるようになる
22.強制ではなく、選ばせるほうがいい
―親がしてほしい行動を、子どもは喜んでしてくれるようになる
23 「どっちでも一緒でしょ!」とは言わない
―「どっちも同じじゃない!」というこだわりを経て、幼児は抽象的思考力を身につけていく
24 たくさん見つめ合い、たくさん一緒に遊ぶだけでもいい
―子どもと同じ目線で遊ぶことで、子どもの抽象的思考力は鍛えられていく
25.無理に部屋の片付けをさせなくてもいい
―親が率先してきれいにしていれば、やがて子どもは自分で片付けるようになる
26.子どもの間違いを訂正しない
―間違いを経ることで、自分で少しずつ上書き修正するから大丈夫
27.「なんでなんで?」と聞かれても、「そういうもの」と答えても構わない
―イライラしながら面倒そうに答えるより、はるかによい
28.「なぜ?」に事実で答えようと頑張らない
―説明を聞いても理解できない話は、子どもにとってはむしろ有害になることも

・Section3 親がしたい振る舞い
29.親が自分をかわいがる
―子どもに注意を向けすぎてしまうのも辛いもの。
頑張る親である自分にもご褒美をあげて、注意の向けすぎを抑えよう
30.子育て中にイライラしてもされても、ごく普通のことなので気にしない
―イライラしやすいのは、科学的に全て説明がつく
31.SNSなどで他人のリア充を見て、自己嫌悪に陥らなくてもいい
―たった1回の大成功だけ発表 (アップ)していることが多いから
32.子どもとくすぐりっこをする
―笑うことで、イライラを解除する副交感神経が活性化される
33.1日1分、ボーッとする… 1
―脳内をリフレッシュする最も簡単な方法

■第2章 生活習慣
・Section1 睡眠
34早寝早起きにこだわらない
―それよりもはるかに大事なのは、決まった時間に起きること
35.子どもが夜中に起きても一生懸命に付き合わず、さっさと寝かす
―夜中に親が頑張るほど、子どもは正しい睡眠ができなくなる
36.親も家事より、まずはたっぷり睡眠
―家事が完璧かどうかよりも、ストレスや病気を遠ざける睡眠のほうがはるかに大事
37.発表会など本番の前の日はたっぷり眠らせる
―しっかり寝ることで、より正確に動けるようになる

・Section2 食事
38.好き嫌いがあっても気にしない
―「楽しみながら」 「親も同じものを一緒に食べる」
「食事の準備に参加してもらう」などで、食べられるようになることも
39.食事は30分でおしまい
―30分後は、どうせ食欲がなくて食べたがらないから
40.むら食いを気にしない
―1日に食べる総量は、結局変わらないから安心しよう
44.ながら食べをさせない簡単な方法
―テレビをラジオに変えるだけでもだいぶ変わる
45.お箸を使うのを急がせない
―「手づかみ食べ→スプーンやフォーク→お箸」と進むのが正解

・Section3 テレビ、動画
43.適度なテレビやスマホ動画で、子どもも親も息抜き
―テレビやスマホの動画は、一切観せてはダメではない
44.頭をよくしそうな遊びに興味を持たなくても、気にしない
―親が楽しそうに遊んでいれば、子どものほうから近寄ってくる
45 ジコチューでも気にしない
―子ども同士でもみあうことで、子どもは大きく成長する
46.遊んでばかりの幼稚園/保育園でも気にしない
―自由に外遊びさせる園ほど、頭も運動神経も発達する
47.ひっこみ思案でも心配しない
—違う年齢の子どもと遊ぶ機会を作ればいいだけ

■4章 学習
・Section 1 知育全般
48.幼児教室には行かなくていい
―子どもが自宅学習する習慣は、親が必ずかかわらないといけないから

・Section2 国語
49.子どものそばで自分が好きな本を読むだけでも、立派な教育になる
―親が本を楽しむ姿を見せれば、子どもも本好きになってしまう
50.文字を無理に書かせなくていい
―文字の知識を増やすには、読むことだけをまずは考えれば十分
51.赤ちゃん言葉で話しかけるだけでもいい
―音韻意識を育てるのに、赤ちゃん言葉が大きく役立つ
52.子どもの返事は5秒待つ
―リラックスしたテンポで会話を楽しむのが、子どもの語彙力アップに最適
53.子どもの知育に迷ったら、絵本を読んでおけば間違いない 20
―絵本によって子どもの知能も、親の子育て力もアップする
54.小学校に入るまでは作文を書かせない 2
―絵を楽しんで描かせることから先に始めたほうがいい

・Section3 算数
55.お風呂で数を数えさせない 7
―親が数を数えてあげるほうが、算数力アップにはよっぽどいい
56.数字はまずは、大雑把に感じるくらいでいい
―大雑把に感じる力が強い子ほど、算数や数学の成績がよかった
57.ドリルでのミスを正さない
―ドリルも楽しく取り組んでナンボ

おわりに
参考文献

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