国交省が出してくれてる意匠図のリスト(建築工事設計図書作成基準)もあるんだけど、リストに無い図面も多いから、色んな図面を参考にしながら、意匠図の図面リストを作成してみた。
ここから必要な図面を抜粋すれば、まぁ大概のプロジェクトに対応出来るのではないかと思う。
ちなみに図面の並べ方って設計事務所の個性がすげー出るんだなぁと思った次第。
配置図をどこに並べるかとか、難しいだよなぁー。
意匠図 図面リスト
概要・求積
□図面リスト
□工事概要書/建築概要書
□特記仕様書
□工事区分表/見積区分表
□敷地案内図
□敷地現況図
□敷地求積図
□平均地盤面算定図
□面積表・求積図
仕上
□仕上特記仕様書
□外部仕上表
□内部仕上表
一般図
□配置図
□平面図
□屋根伏図
□立面図
□断面図
詳細図
□矩計図
□断面詳細図
□階段詳細図
□平面詳細図
□トイレ詳細図
□厨房詳細図
□展開図
□天伏図
壁種別図、防水・断熱・耐火被覆範囲図
□間仕切壁種別図
□防水範囲図
□断熱範囲図
□耐火被覆範囲図
建具キープラン、建具表
□建具特記仕様書
□建具配置図/建具キープラン
□建具表
□ガラス厚図
各部詳細図
□標準詳細図/ 部分詳細図(床・壁・天井・パラペット・標準的な設備取合いなど)
□建具詳細図
□シャッター詳細図
□カーテンウォール詳細図
□庇詳細図
□スチールパーティション詳細図
□スライディングウォール詳細図
□システム天井詳細図
□耐震天井詳細図
□電動ブラインド詳細図/電動ロールスクリーン詳細図
□自然換気システム詳細図
□設備架台詳細図
□ハト小屋詳細図
□煙突詳細図
□オイルタンク詳細図
□ピット詳細図
□スロープ詳細図
□駐輪場詳細図
□機械式駐車場詳細図
□ゴンドラ詳細図
□壁面緑化詳細図
□防潮板詳細図
□誘導ブロック詳細図
□EXP.J詳細図
□家具詳細図
□雑詳細図
などなど。ここは必要に応じて追加する。PJ毎に違いがすごい出る。
ELV・ESC関連(別図面にすることもある)
□エレベーター詳細図
□小型エレベーター詳細図
□エスカレーター詳細図
サイン計画
□サイン配置図/サインキープラン
□サイン詳細図
外構計画
□外構計画平面図
□外構詳細図・外構断面図
□植栽計画平面図
□植栽計画詳細図・植栽計画断面図
□潅水設備平面図
□潅水設備詳細図
□雨水排水平面図
□雨水排水詳細図・雨水排水断面図
防火防煙区画図、避難経路図
□防火防煙区画図
□避難経路図
□日影図
参考図(仕上げ表・構造図等で読み取れるけど、わかりやすくするために色塗りした図面など)
□天井高さ範囲図
□スラブレベル範囲図
□床種別図
□天井種別図
などなど
感想
結構枚数多いなぁ。意匠設計大変だなと思った。
あと個人的な想いだけど、BIMのいい所は図面の不整合が起きない所だから、将来的には図面の枚数をめちゃくちゃ増やすのがいいかなぁと思っている。どんだけ図面描いても不整合起きないので。なので、図面量を増やすとよい。
床仕上げ種別図、天井仕上げ種別図、天井高さ種別図、スラブレベル範囲図、なんでも描きまくる。
これらは全部、部屋ファミリから書き出せるから図面作る手間別に増えない。ビューテンプレを作っておくだけ。
設計変更があっても変えるのは図面の元になってる部屋ファミリだけ。
なんなら、断面図も沢山切りまくるべき。別に設計図書に含めなくてもいいから、参考図・検討用としてどんどん描くのがよいと思った。
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